動画広告で120社以上の受注実績。業界のアーキテクトであり続ける

ALPHA ARCHITECT Wano

2017.4.4

【トップインタビュー】(第4回)動画関連事業を展開するアルファアーキテクト株式会社。動画広告ネットワーク、料理レシピ動画メディア、ウェブCMや商品紹介映像の制作などの事業を代表として手がける前代表の岸氏に、立ち上げまでの経緯や動画事業の強みなどを語っていただきました!

音楽、映像制作、動画広告、ファッションアプリなど、エンタメとITを軸とした事業を次々と創り出している、Wanoグループ。「エンタメとITの事業って、どうやって生み出されてきたんだろう?」「Wanoグループの会社って、どんな人がリーダーシップをとってるの?」「これから先、どんなことやりたいんだろう?」そんなギモンに答えるべく、関連5社の代表に、経歴、事業、やりたいこと等について語ってもらいました!

※今回は全5回のうち4回目の記事です。

 

【トップ対談コンテンツ】

第1回 日本のアーティストが世界で活躍するためのプラットフォーム|チューンコアジャパン吉野

第2回 ショッピングモールサイトの流通ビッグデータを解析しコンテンツ改善|EDOCODE田村麻美

第3回 最高の映画をメジャーとインディーズの垣根を無くして創り出す|and pictures伊藤

回 動画広告で120社以上の受注実績。業界のアーキテクトであり続ける|アルファアーキテクト岸

第5回 出演女性のInstagram総フォロワー数200万人以上のアプリを企画運営|STYLICTION水谷

・・・それでは次に、「アフィリエイトとSEMを語らせたら日本でトップ10には入ると思う」と豪語していた、動画広告事業のアルファアーキテクト前社長、岸さん、お願いします!

 


アルファアーキテクト株式会社 前代表取締役 岸 伴哉

1979年生まれ。千葉県出身。駒澤大学卒。大学時代のプチ起業、バーテンダー経験等を経て、2003年エイチ・アイ・エス社に入社。全国で上位1%の業績を上げる。2009年オプティマイザー社に転職し、アフィリエイトとSEMを極める。2012年にWanoに入社。広告事業を拡大し、2014年に広告に特化してスピンオフしたアルファアーキテクト株式会社を設立、代表取締役に就任。最近はYAMAHAの電動自転車を手に入れ、サイクリングの気持ち良さに目覚めたとか。

WebベンチャーでアフィリエイトとSEMを極めてからWanoにジョイン

− どんな学生時代を過ごされていましたか?

出身は千葉県の南行徳です。高校時代はラーメン屋で社員以上に働いていたり、神奈川で同棲していたり、好きなように過ごしていました。大学では、友達のサークル活動を一緒に楽しませてもらったり、起業したりもしていました。中古車とか、学校の試験で必要なドラフター(製図機)というものを売りまくっていましたね。独立したくなって、イメージを持ちやすかったバーテンダーにも挑戦してみました。しかし結局バイトとしての仕事しかできず、真面目に就活して、旅行会社のHISに入りました。

− いろいろ経験していますね。HISからWanoまでの流れは?

HISには5年勤めました。全国で1500人いる職種での業績で15位にもなり、そこそこ活躍していました。しかし、この環境では能力を発揮しきれない、物足りないと感じて。退職して、タイに1カ月旅行に行き、カフェで新聞を読んでいたら、リーマンショックというものが起きていて。帰国したらどこの会社も雇用を閉めていて、焦りました。笑

Web業界が伸びていると感じていて、Webマーケティングで成長していたオプティマイザーというベンチャーに入りました。そして3年ほどかけてアフィリエイトとかSEM(検索エンジンマーケティング)を極め、営業に自信が持てるようになった頃に、谷本氏(現 Wano取締役 兼 アルファアーキテクト取締役 兼 スタイリクション取締役)からお誘いいただいてWanoに入社しました。

Wano売上全体の半分を担った後、広告部門をスピンオフ

− 良い流れですね。Wano入社後はどのような感じでしたか?

メンバー数は役員も含めて10人未満でした。当時Wanoは音楽事業が主力で、野田社長(現Wano代表 兼 チューンコアジャパン代表)が電話で音楽の話をしている横で、私は広告に携わっていました。田村氏(現Wano取締役 兼 EDOCODE代表取締役)や麻美さん(現Wano経営企画マネージャー 兼 EDOCODEディレクター)と同じチームの時もありました。アフィリエイト広告を扱い、特にクレジットカードやローンの金融系が得意でした。最終的にはWano全体の売上の半分くらいを私が出していました。

− さすがですね。その後がアルファアーキテクト社のスピンオフですね。

入社3年目に、広告部門をWanoから切り出し新しい会社にする話がでました。勢いもあるし、外部の強力な人がサポートしてくれることにもなっていて、やるべきだと思いました。それが今のアルファアーキテクトです。私が代表を務めさせていただくことになり、自分の友人や知人も外部から引っ張って、組織を作りました。自分にとっても初めての経営で、多くの人に助けていただきながら、働きまくりました。そして売上は初年度から5億以上、2年目で10億以上を出しました。Wanoグループの中でも、収益面でグループ全体を牽引している自負はあります。

動画広告導入先120社以上。業界のアーキテクトであり続ける

− 今は、動画関連の事業に注力されていますね。

そうです。これまでアフィリエイトが売り上げの大半を占めていましたが今は横ばいになっています。一方で伸びているのが、動画事業です。動画広告ネットワークの『VeleT(以下ベレット)』や、料理レシピ動画メディアの『LifeTHEATRE(以下ライフシアター)』などを運営しています。Wanoと一緒に動画事業をアルファアーキテクトで伸ばそうと団結し、Wanoの営業メンバーもアルファアーキテクトに出向して動いてくれています。システムはWanoが支えてくれて、営業をうちが担っている形になります。

− 動画を制作する人が社内にいるのですか?(STYLICTION水谷さん)

はい、います。メディアの編集長やクリエイティブディレクターもいます。例えば『ライフシアター』は女性向けの料理メディアで、規模は40万PVまで大きくなりました。それをフックに、例えば食品会社に、プロモーション用の動画を作りませんか、という動画制作の営業もやっています。

− 動画広告って最近よく聞きます。御社の優位性を教えてください。

主に2点あります。動画広告は、YouTubeやFacebookでよく配信されていますが、弊社の『ベレット』は独自のメニューです。市場ではこれまで、ブランディング目的の動画広告であれば、知名度の高いWebサイトで動画視聴回数のボリュームを多く配信できればオーケーとされていました。テレビのCMみたいな感じですね。しかしどの事業者もユーザーが動画を見て認知がどう変わったか、つまりブランディングにどう貢献できたのかという数値を測定できていませんでした。そして広告主様は、もし広告配信の費用を出したとしても、調査の費用は出さない、というケースが一般的です。そのような中で弊社のメニューは、独自の仕組みで、動画配信後に視聴者にアンケートを実施して認知の変化をきちんと測定する、つまりマーケティングリサーチが可能です。そこで得られたデータを基に、動画の改善まで行ってPDCAをまわせます。これが1点目の強みです。

そして2点目は、スマートフォンでiOSのユーザーを追えることです。最近の業界ではユーザーをマークして行動を追いかけているというのが当たり前ですが、実はiOSのユーザーまでは追えていないのが一般的です。Wanoと弊社ではiOSのユーザーまで追えるものを独自で開発していて、それが差別化になっています。

− それは強みですね!導入先の事例ってありますか?

120社以上の受注実績があります。具体的な企業名は言えませんが、みなさんがご存知のような大手の飲料メーカー、生活用品メーカーとか。テレビ局とか通信事業者とかも。カード会社、生保、不動産総合デベロッパー様にも導入していただいています。当社は顧問として凄いキャリアを持っている方を4名迎えています。例えば移動体通信事業者、つまり携帯電話の国内最大手の会社の役員がいて、そのような方の人脈を通してのトップアプローチも進めています。商品力、現場の営業力や企画力に加えて、あらゆる手段を通して事業を拡大しています。

− 今後についてはどのように考えていますか?

広告は収益が大きいですが、どうしても流行り廃りがあります。アフィリエイトの金融もそうですし、FacebookやInstagramの広告もそうかもしれません。今は動画が伸びていますが、将来は動画の収益すら無くなっている可能性もある。危機感を持って、常に新しい価値やプロダクトを生み出していける会社でありたいです。アルファアーキテクトという社名には、業界の先端で、上流で設計する存在という意味や意志を込めています。Wanoとも協力して、新しい広告商品を作ったり、自社サービスを作ったりしていきたいと思っています。

Wanoグループとのコラボとしては、エドコード社(Wanoグループのテクノロジー会社、デジタルガレージ社とのジョイントベンチャー)がシステム開発しているWebサイトには既に『ベレット』で動画広告を配信しています。サイト側が保有するユーザーのデータを活かした新しい広告商品の開発ができたらいいなと思います。水谷さんのスタイリクション(女性向けファッションアプリ事業会社)も組みたいですね。やはり美容関連のクライアントは多いですし、女性系が伸びていますので、クライアントを紹介し合ったり、同じクライアント様の要望に2社で応えたり、できたらいいなと思います。

− グループ間でシナジーを生めるといいですね!ありがとうございました。

 

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