INTERVIEW 2022.12.26

いろんな解決方法を提示できるようになりたい。中途入社の情報システム担当者が、Wanoへの転職を決めた理由。

“日本から世界へ独創的なプロダクトを創る”というビジョンを掲げ、音楽ディストリビューションサービス「TuneCore Japan」をはじめ、様々なサービスを作り出してきたWanoグループ。それぞれの分野でスピード感を持って意思決定することを優先し、サービスごとに分社化するスタイルをとっているのも特徴です。
今回は4つの会社からなるグループ全体のITを担当する情報システム部門に、2022年8月より新しく入社した宜保(ぎぼ)に、入社の理由や仕事環境について話を聞きました。

いろんな課題を解決したいという気持ちから、転職とダブルワークを決意

もともとモノレールの機械エンジニアをしていた宜保ですが、音楽が好きだったこともあり、音楽の雑誌メディアに転職。アーティストのインタビュー掲載や、着うた・着メロの配信を担当する傍ら、PCに詳しかったことから、社内のヘルプデスクのような役割も担うようになります。

「社内でパソコンに詳しい人というイメージがついて、不具合が起きたら聞かれたりするようになって。分からないこともGoogleで調べて”こうらしいよ”と直したりしていました。その後別の会社に転職した後も、やっぱり同じような役割になって、どんどんそういうことが増えていきました。なので、その次の転職では、情報システム担当者としての仕事を探すことにしたんです。」
その後、しばらく中古車販売の会社で情報システム担当としての経験を積みましたが、思うところがあって転職を決めたと言います。

「前職は、IT系の会社ではなかったですし、新しい技術の導入にも決定にかなり時間がかかる環境で、さまざまな課題や経験が得られる環境ではありませんでした。。でも自分としては、いろんな課題を解決したいという気持ちがあって。なぜなら、そうやって経験を積むことで多角的・多面的に見ることができ、次の課題がきたときにいくつかの解決方法を提示できるようになると考えているし、そういう情報システム担当者でありたいなと思うからです。」

同じ理由から、現在は、副業でも別の会社の情報システム担当者を請け負っています。

「Wanoでは上司の承認のもと、業務に影響が出ない範囲であれば副業はOK。全く違う業種の会社の情シス業務を、リモートで担当しています。平日の昼間はWanoの仕事があるので、稼働は夜や土日になりますが、いろんな経験ができるのでいいですね。こっちの会社でのノウハウがもう一つの会社で役に立ったり、逆に向こうの会社で調べたことがWanoの業務に使えたり。そういう相乗効果を感じています。」

意思決定のスピードが速く、技術への関心が高いことがWanoの魅力

Wanoへ入社後、PC、サービスなどの準備から情報セキュリティまで会社内のIT周り全般を一人でこなしていますが、仕事はやりやすいと感じているそうです。

「ITサービスを展開している会社なのでメンバーのITリテラシーが高いし、しかも上司もVPoEの橋本さんとCTOの加藤さんという技術に明るい二人なので、相談しても理解が早くて助かります。新しいことの導入の際も、普通は、稟議して、きちっとしたワークフローを組んで、誰でもわかるような資料を作って関係各所に説明して・・ようやく導入という感じだと思いますが、そこのスピードが速いんです。二人とも人としても話しやすいし、楽しく仕事ができています。」

一方、チャレンジと感じているのは、同じグループとはいえ各社のシステム・運用がバラバラなことです。

「Wano・TuneCore Japan・EDOCODEは、扱っているシステムも違えば、働き方やカルチャーも違う。細かいところでは、決済のルートも違いますね。それを把握して、それぞれに合う方法を選ぶのは結構大変です。でも、いろんな経験ができる点は、自分にとって良いのではとも感じています。」

また、入社して驚いたのはメンバーの意識の高さです。

「メンバーが皆、技術に対して勉強家で、それを見ると”自分もやんなきゃな”と意識が上がります。Slackで”times-名前”という自分のチャンネルを持っているメンバーが多いのですが、そこで気になるトピックを呟いていたり、社内勉強会を自発的にやっていたり、ちょっとびっくりしました。今度、プログラミングの勉強会にも出てみようと思ってます。」

情報システム部宜保

みんなの課題を解決できるようになるためには、自分が与えられたことだけやるのでは不充分

転職活動で偶然知ったWanoグループ。しかし、調べる中でもっと前から接点があったことが分かり、そのことも入社を後押ししました。実は、プライベートで音楽活動をしている宜保は、TuneCore Japanのユーザーでもあったのです。

「音楽はずっと好きで、DJをやったり、ヒップホップグループで活動もしています。TuneCore Japanはそのグループで配信をしていて、面白いサービスだなと思っていました。とにかくストリーミングへの取り組みが早かったんですよね。

自分達のように独立して活動をしているグループにとって、CD制作は製作費もかかるし在庫も抱えるというリスクがある。だから早めに配信に興味を持つようになったんですが、その頃は配信ストアや流通サービスの敷居が高くて、なかなか入っていけなかった。そういうインディペンデントアーティストをサポートする、いいサービスだと思っていました。」

そんな縁もあり入社したWanoで、宜保が今後やりたいことはどんなことなのでしょうか?

「社内のみんなの課題を解決できるようになるために、まずはみんなが使っているツールを学ぶことに取り組みたいと思っています。例えば、Googleサービスでも使っていない機能がいっぱいあるんです。それについて学ぶことで、みんなの業務が便利になるような提案ができるんじゃないかなと思っています。ツールがたくさんあるので、時間がかかりそうですが(笑)」

「やっぱり誰かの役に立ちたいと言う気持ちがあるし、そのためには自分が与えられたことだけをやるのでは充分ではないと思ってます。情報システム担当として、相談しやすい人でありたいし、たとえ業務の範囲外であってもいったんは話を聞いて、必要なところにつなげるとか、そういうことは意識したいですね。」

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