COLUMN 2021.4.14

Wanoの採用基準、本当のところ。採用チームに聞いてみました。

エンタメ分野におけるクリエイター支援をミッションに、様々なITサービスを展開するWanoにおいて、一番大事なもの。それが、クリエイターのパートナーとして一緒に事業を育てていけるメンバーです。
今回は、去年WanoにJoinした広報の續が、Wanoにて採用を担当するVPoE橋本、人事マネージャーの渡辺、フリーランス人事としてWanoの採用業務に関わる杉本に、Wanoの採用基準の本当のところを聞いてみました。

いきなりですが、Wanoの採用において一番重要視しているポイントはなんでしょう?

橋本:
やっぱり事業へ興味があるかどうかですね。もちろんスキルなど他の要素もありますし、特にエンジニアについては技術がマッチしてればいいと思っていた時期もあったんですが、事業に興味を持ってないと、パフォーマンスも上がりにくいしお互いに楽しくない。だから今は、事業への興味、つまり音楽や映像などのエンタメへの興味を大事にしています。

杉本:
私が採用チームに入った3年前からそれは変わらないですね。ちなみに採用のトレンド的にも、事業マッチやカルチャーマッチを大事にする会社は増えています。今はさらにそれが一周してスキルマッチの比重を重くするところもありますが、Wanoは引き続き事業マッチが必須条件になっています

渡辺:
実際入社する人も、自身で音楽活動をしていたり、過去にそういう経験がある人も多いですよね。

VPoEの橋本は漫画好き!好きな音楽ジャンルはテクノ。

事業へ興味があるかどうかは、具体的にどう判断しているのですか?

渡辺:
それが実は結構難しくて。映像や音楽を楽しむ人というと、ほとんどの人は当てはまります。ジャンルも多様ですしね。

橋本:
Wanoが開発・運用を担っているTuneCore JapanがHIP HOP系にまずは浸透したので、HIP HOPに興味ないとフィットしないのかなと思う方もいるみたいですが、実は音楽のジャンルは問わないんですよね。TuneCore JapanもVideo Kicksも、いろんなジャンルの音楽を取り扱っていて、最近はアニメ・ボカロも多いです。今後はもっとその幅を広げていきたいし、極端な話、雅楽だってその範囲ですよ。

杉本:
私も最初、HIP HOPっていう印象ありました!でも実際は、メンバーの音楽の趣味もそれぞれですよね。だから、音楽や映像への興味に加えて、「クリエイターやアーティストを支援したい」という思いへの共感も重要なポイントになってきますね。

渡辺:
うんうん。音楽活動の経験がある人はその思いが強いから、結果的にフィットするんでしょうね。でも音楽活動経験がなくても、たとえばハンドメイド通販サイトで作家さんの作ったものを買うといった、クリエイターを支援する行動に価値を感じる人には親和性があると思います。

橋本:
そうですね。あとはやっぱりWanoはITの力でエンタメを盛り上げる会社なので、クリエイター支援にITの要素が入るのも必要ですね。クリエイター支援といっても、工芸品を店舗で買う、だとちょっと違うかな。

クリエイターを支援したいという気持ちが重要なんですね。それはどの職種でもそうですか?

渡辺:
そうだと思います。たとえば直接関係のなさそうな間接部門の経理の場合でも、支援しているクリエイターやアーティストに寄り添う気持ちがあれば、キャッシュフローが大変なクリエイターに少しでも早く手元に売上をお返しできるように、支払いサイクルを早める提案ができるかもしれませんよね。TuneCore JapanもVideo Kicksも大手レーベルに所属していない独立系のアーティストが多いので。仕事の目的を、経理をスムーズに回していくだけではなく、クリエイター支援にも置けることが大事なんです。

橋本:
エンジニアの場合も同じです。技術的に優れていたとしても、クリエイター側の視点がないと「そこまでやる必要はない」と判断してしまう場合がある。UXという言葉で一括りにするのは好きではないけれど、使う人たちにより親身になって考える、より深掘りしていく姿勢があるかないかで、できるサービスが変わってくるんです。

杉本:
私ももともととても好きなアーティストがいて、そのアーティストに直接還元できないのかなあと思っていて。だからその仕組みを作っているWanoという会社に、ベースとしての共感があるんです。社内には、そういう人が多いですよね。

橋本:
それがある種のプロトコルになっているところはありますね。

ロックバンド好きな杉本。オンラインでの参加でした。

事業への興味以外だと、どういう人がWanoに合うと思いますか?社風はどんな感じでしょう?

渡辺:
社内は、体育会系でない和気あいあいとした雰囲気、というとわかりやすいでしょうか(笑)。

橋本:
こういう人が合うというのはないかもな〜メンバーもそれぞれだから。

杉本:
その個人それぞれ、というのがWanoらしさかもしれないです。同じタイプの人を集めた会社というのも存在すると思いますが、Wanoはそういう画一性はないですよね。

渡辺:
たしかに。会社側から強制する取り組みが少ないですよね。音楽部やバスケ部などの部活もあるけど、あまり会社が関与しているわけではないし。評価制度にも、能動的・自律的という項目があるように、やらされるではなく自分から動きたい人が活躍しやすい会社だと思います。

杉本:
橋本さんもよく「やらされている感」を気にしている印象があります。

橋本:
そうですね。やらされてやっても意味がないと思うんですよね。やっぱり自発的に動けるチームが理想です。

渡辺:
ルールが少ないからこそ、ベースの「クリエイターを支援する」という共通認識が本当に大事なのだと思います。

人事の渡辺は、80-90年代のJ-POPが得意ジャンル。

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